ホンダ S660にオーディオ取付

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ホンダのコンパクトなスポーツカー「S660」です。
モニターもないシンプルなコンセプトカーに、さりげなく高音質を求めます。

このところ、スポーツカーのサウンドアップがマイブームですね。(笑)



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純正のドア鉄板部です。

このドアをスピーカーのエンクロージャーのように調整を行います。

Adagioの防振は、「オスカー防振」をベーシックに発展させていくための施工ですので、ドアウーファーをフルレンジと考えてイコライザーでの補正を考えない王道をドアチューニングに求めていきます。



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ホンダ車の宿命~
純正のビニールを止めているブチルがゆるくてべたべたです。

トヨタ車であれば、5分で終わるブチル取りが、ホンダ車では、30分以上かかります。(笑)

しかし、この工程を飛ばしてしまうと後から音質面で不安定さが出るので必ず完璧にきれいになるまで頑張らなくてはなりません。



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きれいになったドア部にケーブルを配線します。
今回もお勧めのAETブランド「F125」を片側に2組引き込みます。

F-125は、国産ケーブルで再生コンパウンドを使用しないシースに、高音質のプレミアムバージン銅線を採用した安くて高音質なHi-Fiケーブルです。

そして、ドアのチューニングに移りますよ。
ドア内のチューニングは、微調整の連続ですが、ぺタリ音「Fe」は、拘束型と非拘束型制振材のメリットを持合わせ、丸の形状をしているため左右のドアでの防振におけるばらつきが、劇的に少なくて済みますので非常に有効な制振材です。




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スピーカーの背圧エネルギーをコントロールすることでドアの防振や鉄板部の補強と同じような効果が期待できます。

つまり、振動が速く伝わる強い部分と遅く伝わる弱い部分を意図的に作り上げることで、スピーカーからの振動を効率的に熱エネルギーに変化するメカニズムこそが「オスカー防振」の基本です。



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この背圧コントロールの「BPディフュージョン」は、ドアの激しい振動で密着力が低下して、付属の両面テープでははがれることがあります。

そこで、おすすめは「ホットボンド」です。
理想は、融点の低めの「ローメルトタイプ」がBPディフュージョンにはお勧めです。

高温タイプは、溶けてしまうことがあるので注意が必要ですよ。
また、さらに理想はボンドが固まるまでのセット時間です。
少し長いほうが作業性が良いので20~30秒ぐらいのが良いと思います。




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水対策と遮音効果も兼ね備えたダイポルギー「ノイズレスマット」です。
このマットを使用することで、鉄板部のサービスホールはすべてを埋める必要がなくなり、音質の目的で開けることも可能になるので、非常に幅広いチューニングが可能になるわけですね。



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次に、ドア内貼り部です。

ここも非常に重要なポイントですね。

ドアをガチガチにデッドニングして、内貼りが未処理であれば純正よりも音質がばらつくことになりかねません。



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足付けとして、60番程度のヤスリでサンディングします。
この作業を手抜きすると、数年で防振塗料が剥がれてきますので非常に地味で重要な作業です。

その後、ダイポルギー「DP-211」を塗布します。
DP-201に比べると、粘土が高く1回塗りで2度塗りに近い効果が期待できます。



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DP-211が乾燥後、面共振になるように考慮しながら「ペタリ音PP」を張ります。

次に、インナーバッフルでは内張りの中にスピーカーのエネルギーが回り込むのを抑えることで、内貼りの共振を低減できますのでスピーカーの周りにシール材を張ることは有効です。

しかし、反発の大きなスポンジ系のものは内貼りにバッフルや鉄板からの振動を伝えてしまうので、音質にばらつきが出たり濁りが出たりします。

そこで、「ウエーブキャンセラー」が登場するわけですね。
この素材は、低反発素材なので、鉄板の分割共振などの細かな振動はほとんど伝えないところに特徴があります。




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インナーバッフルです。
素材は、「カバ桜合板」です。
ホンダ車は、12mm厚を2枚重ねにして作ります。

バッフルは、ノウハウや技術の塊みたいなものです。
ここの作り方で非常に大きな音色がコントロールできます。

バッフルを固定するボルトも非常に重要です。
Adagioでは、真鍮の特注ボルトを定番で活用していますよ。




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スピーカーの配線です。

上にある配線は、ツイーター用ですよ。

この配線にも大きなポイントがあります。

銅音接続」がキーワードです。
とにかく、真鍮製の端子やターミナルを嫌います。




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もちろんツイーターも「銅音接続」です。



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ドア部の完成です。

今回のS660は、シンプルな内装がテーマですが、ツイーターはオプションツイーターの位置に取り付けました。

Aピラーに比較すると音場は作りにくいのですが、ウーファーと同相面となるため位相管理上は有効となりますので、ボリュームを上げた時などのエネルギは崩れにくいと考えています。




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デッキは、パイオニア「DEH-970」を使い、内臓アンプでマルチ駆動します。

しかし、S660には、1DINサイズが入るスペースが基本ありません~


ちなみに、画像の手前に、転がっているのが純正のオーディオユニットです。



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1DINのデッキを収納できる場所の選択肢は、多くありませんのでグローブボックスに固定で決まりですね。

画像は、少しみにくいかもしれませんが、バーチ材でデッキ固定用のケースを作っています。



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ダイポルギー「DP-201」を少し希釈してブラック塗装としています。

DP-201は、水性塗料ですので、5%程度であれば「水」で希釈して粘度を調整できますよ。



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最大の問題は、グローブボックスの奥行きが無く、微妙にふたが閉まりません。

そこで、ふた側にも加工が必要です。



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音に影響する配線は、すべて「銅音接続」としています。

Adagioでは、定番アイテムですので、ギボシで接続することはほとんどありません。



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完成です~

グローブボックスに、デッキが収まりました。

ETCユニットとデッキ、それとUSBポートが入るといっぱいいっぱいですね。(笑)




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デッキは、グローブボックスに入っていますが、ハンドルリモコンが使えるようにしていますので、ボリュームや選曲はハンドルリモコンで操作できるので比較的便利です。

USBに入れるデーターを上手く、フォルダー分けして管理できれば意外と妄パイ(麻雀用語)で選曲ができると思います。


1DINデッキの装着ができない「S660」ですが、何とかなりますのでご相談くださいね。
もちろん、ラジオも聴けますよ。


是非、楽しいオーディオの細道をお進みくださいね~(笑)









オーディオショップ「Adagio」では、カーオーディオからホームオーディオまで、小さな小物から大きな製作物までお客様のご要望を実現するためのお手伝いをさせて頂きます。
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