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キャラバン/NV350の遮音作業

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日産のキャラバンNV350です。

メンテナンスは大変だと思いますが、黒い色のキャラバンは映えますね。

このキャラバンの作業内容は、走行中のノイズを低減するのと、車中泊時の遮熱処理を兼ねて行います。
せっかくの作業ですので、純正のサウンドシステムをサービスの範囲で少しでも高音質に出来ればと考えていますよ。



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簡易キャンパー仕様で、ベットキットが装着されています。

こうなると、遮熱対策も重要な要素の1つですね。



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作業は、上から順に下がっていきます。
まずは内装を外して、ルーフから作業開始です。



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制震材を貼ります。
ダイポルギー「FDC-25」です。
熱変化に強く、冬場も夏場も安定した制震効果を発揮する高級部材ですね。

ルーフに、目印のない車はレーザーマーカーなど使ったりしますが、キャラバンは見事に貼りやすい車ですね。

「FDC-25」を可能な限り、均等に貼っていきます。



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均等に貼ることで、車の剛性をほとんど変化させること無く遮音ができます。

ここを強くべた張りしすぎるとルーフの強度が上がりすぎて、振動がフロアーに帰っていきます。
下手をするとサウペンションやねじれ強度にも影響が出て、乗り心地も悪くなることがあるので注意が必要です。



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ルーフ遮音の場合、重すぎる部材は問題が出ますので、軽く仕上げて最高のパフォーマンスが取れるようにオリジナル加工を施します。

地味に大変な加工ですが、これが効きます。



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難燃タイプのEVA吸音フォームに、アルミガラスクロスを張り合わした「遮音/断熱パネル」の完成です。


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完成した「遮音/断熱パネル」を隙間なくルーフに敷き詰めていきます。



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隙間を極力潰して、ルーフの完成です。

 メタルで美しい仕上がりですが、天井を戻すと見えません。(笑



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続いて、トランクルームの両サイドの処理です。

原則、ついているものは外しますよ。

アウター側の鉄板に、ルーフと同じく「FDC-25」を均等バランスで貼っていきます。



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遮音マットのノイズレスマットを使って、カベリマス。

純正スピーカー裏は、拡散処理してノイズレスマット表面は干渉しないように補強です。



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内張りは、質量を上げて防振処理を施します。

「OBM-2」をカットして共振の多い箇所を中心に抑えています。
片側のパネルだけで、1200gの質量が乗っている感じです。


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スライドドアの施工です。

こちらも同様の処理です。
純正のビニールシートは、剥がさず活用しますので可能な限り上部からきれいにブチルを剥がしていきます。
無理に汚くすると、雨対策、水対策でトラブルが出る可能性があるので注意が必要です。



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ビニールシートをしっかり戻して、EVA吸音フォームを上から貼ります。
サービスホールは、ほぼ潰すイメージですね。


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スライドドアの内張りです。
OBM-2を貼りますが、ここも質量で防振効果を狙います。
ここも1000g強の質量がありますよ。
 

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フロントドアです。

ここも基本作業は同じですが、ここは少し音響を考慮しながら可能な限り作業します。

アウター鉄板の処理は、FDC-25を使わずに、ペタリ音Feを使います。



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ここでも、純正ビニールを活用して処理とサウンドチューニングを行います。


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内張りは、同様の方法で質量で防振です。
下手に鳴かれるよりもある程度、押さえたほうが良い場合がありますね。



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リアのハッチです。

ここの作業も今までと同じ手法で進めます。
アウター鉄板に「FDC-25」を貼っていきますよ。


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純正ビニールを活用して、遮音します。



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最後の部位です。

フロアーの処理です。


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今までと同様に、制震材「FDC-25」を等間隔でフロアー全体に貼っていきます。


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次に、ノイズレスマットを敷き詰めていきます。


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可能な限り、隙間が開かないように風呂敷を敷き詰める感じです。



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遮音処理の終了です。
最後に座席やカーペットを戻してフィニッシュです。

気になるサウンドもまずまず良い方向に成っていますので、楽しくドライブができるのではないかと思います。

走行ノイズの低減は、6dB~9dB程度だと思いますが、走行ノイズの方向性が前方から来るイメージに成ると思いますので、数値以上に乗り心地が良いと思います。

車を静かにすることや、遮熱処理、ノイズの方向性をコントロールして乗り心地を良くしたりといろいろと手法がありますが、「Adagio」では、車に乗るのが楽しくなる事に、優先順位を付けてご提案させて頂きますので、お気軽に、ご相談くださいね。





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