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新型クラウン(24系)の高音質化

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トヨタの高級セダン「クラウン ハイブリッド」です。
マイナーチェンジ後の最新型「24系 クラウン」ですね。

この車の購入前、「試乗車の音」が気に入らなくて、なんとかして欲しいと相談を受けていて
その流れで、ホカホカの新車がそのまま入庫です。(笑



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新型クラウンのドア環境です。
20cmのウーファーがマウントされています。

しかし、この20cm部が曲者で、ほとんど音楽信号が出ていない感じです。

主に、出ている音はルーフにある3つのマイクから拾った逆相成分を増幅しています。
ノイズキャンセルですね。
また、スポーツモードなどのエンジン音もここから出ている感じですね。




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しかし、このフロントドアを活用しない限りより良い音質は求められません。

何としてもフル活用必須です。

さらに、色々な状況を踏まえてもドアチューニングに於いても熟慮が必要です。
間違っても、制振材のベタ張りや不要な強度アップは御法度と考えます。
最小限のポイント抑えと背圧のコントロールと、その他テクニックを駆使して音創りをしなくてはなりません。



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その為、非常に重要になるのが「ドア/バッフル板」です。

フルカバ桜合板を活用して、重量級のバッフルを製作します。



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さらに、水対策、カビ対策を踏まえて、木密度をあげる含浸塗料「ヒビキタ」を左右に同量を塗布します。



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使用するスピーカーは、Qrinoブランドの「AA-16NN」です。

ツイーターは、ダッシュボード上部に固定します。
ここでもウーファーと同素材のカバ桜合板を活用します。




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ダッシュボードの反射を抑えるために、見えない場所ですが生地を貼ります。

さらに、ツイーター部の配線は、純正のカプラーを利用して取り付けます。



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ドアチューニングの完成です。

見た感じは、スピーカーバッフル以外はほとんど変わらないと思います。



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バッフルの厚みは、内張の加工を全くしない状態で、数ミリのクリアランスに調整しています。



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内張だけは、遠慮なくガッツリ質量をあげています。(笑



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センタースピーカーです。

車内のトータルバランスを考慮しても音量が高すぎるため抵抗を入れて調整しますよ。




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さらに、センタースピーカの再生周波数も吸音材を入れて調整します。



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純正のパワーアンプからケーブルを引き出します。

スピーカーケーブルの出力を2系統、DSPに入力して「MIX」します。
フロントスピーカーからは、テレマシステムの音声が割り込まれている感じですし、リアスピーカーには緊急通報システムが割り込んでいる感じですので共に無視できませんね。

しかし、最近の高級車はフルレンジを簡単には、取らしてくれませんね〜




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ESXの6440DSPが、ギリギリ取り付けできる場所を確保して固定します。

6440DSPには、ポイント1(インシュレーター)を貼って、熱対策と振動対策を考慮します。




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6440DSPの配線は、もちろん8ゲージ/バッテリー直電源です。

ヒューズも銅音ですね。(緑のスリーブ)




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配線が完了です。

DSPの内蔵6チャンネルアンプの内
4チャンネルで、フロント16cm2ウエー(AA-16NN)をマルチドライブ。
もう2チャンネルで、リアトレーの20cmサブウーファー2発をドライブします。

純正のフロント20cmウーファーの出力は、リアスピーカーに接続してリアスピーカーからノイズキャンセル信号を増幅するようにしました。




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その為、リアドアの16cmウーファーも低域が十分に鳴るように、チューニングする必要があります。



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内張も同様に質量を増やして分割共振を抑え込みます。




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ツイーターのマウントです。




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DSPのコントローラー部です。

ほとんど出番が無いコントローラーですので、トランクユニットとしました。

右手前に見えるのが、6440DSPですね。




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最終調整です。

ここで、色々と配線のトライアルを行いました。

DSPもMIXモードや4チャンネル複合モードなどあります。
また、4チャン入力を入れ替えるだけでも大きく音質が変化します。

面白いですね〜(笑




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天井にも何やら入っています。
多分、サブウーファーと言えそうなものです。

なかな難解な車ですが。。
最終的には、全ての純正機能を失う事なく、上手くまとまったと思います。
帯域バランスも音場も良い感じで整いました。

60年台のジャズを好まれるユーザー様ですので、素材の表現と低域の空気感を大切に表現するように心がけて仕上げましたので、一体感のあるセッションがヤニっぽく響くようになったと思いますー




本来は。。

クラウンやレクサスなどは、純正のまま使いたい車ですが。。

もしも、音質に不満が出た場合はお気軽にご相談くださいね。









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