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ハイゼットジャンボにmini DSP導入

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ダイハツのハイゼットジャンボです。
今回は、システムアップでDSPを「mini DSP」Dirac Liveモデルを導入です。

前回までの作業は、こちら



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「Mini DSP 」の「Dirac Model C-DSP8×12DL」です。

カーオーディオのDSPにおけるデジタルフィルターをザックリ大別すると、「IIR」と「FIR」に分類されます。

ほとんどのDSP製品は、処理がしやすいIIRフィルターが採用されていますね。

FIRフィルターを採用している有名どころのメーカーは、「カロッツェリアX」でしたが。。
現在は「ETANI ONE」ですね。




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Mini DSPは、このフィルターの良い所どりをしたブランドアイテムです。
基本設定は、Mini DSP本体のIIRフィルターで初期設定を行います。
この設定状態から、Diracのサーバーにクラウド上で接続して指示に従って実測します。
そのデーターを元にプロ機であるDirac Liveのアルゴリズムによる音響補正を行いFIRフィルターにより処理されます。



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FIRフィルターは、位相がコントロールできる所が最大の特徴ですので「Dirac Model」は、大きな意味を持ちます。



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取り付ける前の「サウンドシステム選択」「配線・防振」「取り付け技術」によりベースが大きく変化しますし「調整」においてもマイクの設定やターゲットカーブなどノウハウや技術による音創りが可能ですので、調整の醍醐味を味わいながら堪能できます。



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調整には、専用ソフトに接続したUSBマイクを使います。

ソフトに従って、ポイントを変えながら測定していきますが、車の中ではこの測定ポイントが難解です。



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Adagioには、幸いなことに、趣味のカメラ用の三脚が多くある為、いろいろなアタッチメントを活用しながらマイクを設置できます。



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この測定の方法や店独自のオリジナルカーブなども音質を決める要因となりますので、可能な限り時間が許す限り、色々なパターンを試していきます。



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最終的には、3つのメモリーを入れました。

運転性重視、運転席&助手席、爆音設定です。

今回、BAラボのQsとminiDSPの追加ですので、音色がかなり変わりましたね。
より自然なサウンドに、魅力的なボーカルを住まわせた感じの仕上がりです。


空間の狭い軽トラとは、とても思えないような広々とした空間が広がります。

軽トラに、乗られている皆さん
軽トラでも魅力的なサウンドは可能ですので、お気軽に問い合わせくださいね。





オーディオショップ「Adagio」では、カーオーディオからホームオーディオまで、小さな小物から大きな製作物までお客様のご要望を実現するためのお手伝いをさせて頂きます。

「自然界の音色」をテーマに、Qrinoブランドの開発者が接客、取付、音造まで一貫して取り組んでいますので、お気軽にお問い合わせ下されば幸いです。

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兵庫県西宮市山口町下山口1丁目9-24
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