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デリカD5 静音(遮音処理)

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三菱デリカ「D5」です。

車を静かにする遮音処理を行います。
元々デリカは、よく作り込まれていますが、遮音処理を行う事で「ノイズの方向性」が明確に前方方向からのイメージとなる為、体感の静けさは格段に良くなり運転に集中できるメリットがあります。




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ルーフの処理からスタートします。

作業の効率化で、上から順に作業する事が多いですね。



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最近のミニバンは、2ピースが増えていますが、デリカD5は一体構造ですので大きいです。



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制振材をキントに貼っていきます。

この処理は、防振となります。
鉄板の共振点をズラして、面共振に近ずける作業です。



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次に、EVA吸音フォームを敷き詰めます。

今回は、15mmの業務用を使います。
この作業は、吸音/遮音処理です。

ルーフの作業は、大きくこの2工程です。



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流れで、ハッチバック部の処理を行います。

画像がありませんでしたが、ハッチバックも重くし過ぎないように制振処理を行います。




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フロアーの作業です。

まずは、カーペットを始め、シートレールなどのややこしそうな物は、すべて外します。

その後、ひたすら鉄板部を几帳面に潰していきます。

制振材は、ドクターアルテックスです。



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シートレールなどを復元していきます。



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リアサイドのパネルも質量で制振効果を高める処理を行います。

ここで多用するのは、OBMです。



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フロント部です。

こちらも同様に、邪魔な部品は可能な限り外していきます。



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色々と部品が付いているので、地味に大変な作業です。



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全フロアーの処理が終わり純正の吸音材もエアコンダクトも元に戻していきます。




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最後の部位がリアのスライドドアーです。

リアのハッチバック同様に、可動部は重くし過ぎないように考慮しながらベストな選択を施していきます。

デリカD5は、このスライドドアーにリアスピーカーが付いていますので、これも考慮しながら音質面でも有効な貼り方にこだわります。



残すは、フロントドアのみですが、ここは音質がらみの部位の為慎重に作業を行います。

次回は、音響編として続きますー






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